過去ログ - 玄「お母さんの」宥「リドルストーリー」
1- 20
32: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2014/08/27(水) 00:03:28.50 ID:JKYWmZW+o

 ++++


 哀切   松実露子
以下略



33: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2014/08/27(水) 00:04:17.46 ID:JKYWmZW+o

「はは。まあ、たまにはいいよね。あんたと二人で教室でだべるのも、もう少しすれば出来なくなるんだし」

「そんなことないよ。卒業したって、お喋りくらいいつでも出来るじゃない」

以下略



34: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2014/08/27(水) 00:05:14.70 ID:JKYWmZW+o

 ++++


灼「終わった」
以下略



35: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2014/08/27(水) 00:06:03.64 ID:JKYWmZW+o

玄「やっぱりそうなのかな」

灼「うん。そうとしか読み取りようのない文章だと思う」

以下略



36: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2014/08/27(水) 00:06:59.56 ID:JKYWmZW+o

 玄から聞かされていたが、宥さんはこのキヨシくんこそが自分のお父さんであると信じ込んでいるらしい。

 キヨシが実名である可能性は低いから、その解釈で合っている可能性もある。

以下略



37: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2014/08/27(水) 00:07:47.37 ID:JKYWmZW+o

 宥さんにも同様の思惑はあったのだろう。

 要は二人は、これが私小説であるという解釈に自信が持てなくて、第三者にこの文章を見せようと考えた。

以下略



38: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2014/08/27(水) 00:08:41.10 ID:JKYWmZW+o

灼「それに、形式として掌編を選んだのは、露子さんが長編短編を書けるほど小説に習熟していなかったからなんじゃないかな。書き慣れていないのなら、作者の主観は余計に多く作品に盛り込まれると思う。仮に意図していなくても、私小説じみたものが書きあがるんじゃないかな」

玄「そういうもの?」

以下略



39: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2014/08/27(水) 00:09:27.07 ID:JKYWmZW+o

宥「ありがとうね、灼ちゃん。おかげですっきりした〜」

玄「やっぱり、詳しい人に見てもらって正解だったよ」

以下略



40: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2014/08/27(水) 00:10:13.76 ID:JKYWmZW+o


   3


以下略



41: ◆CVF0ZO0wUo[saga]
2014/08/27(水) 00:11:00.65 ID:JKYWmZW+o

 玄と宥さんは、問題が大きくなることを嫌って晴ちゃんへの相談は避けたらしい。

 確かに晴ちゃんはお調子者なところがあるから、あまり秘密の相談をしたいタイプではない。

以下略



61Res/49.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice