過去ログ - 女「我がソフトボール部は永久に不滅です」
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12: ◆r8LI79sLRg[saga]
2014/08/31(日) 02:02:19.80 ID:62y8qYMs0
一子「そっかー。将子がソフトかあ…」

将子「似合わないかい?」

一子「うん。だって将子は陸部に入るものとばかり思ってたから…」

将子「陸上ね…」

確かに私は、脚が速い。
といってもそれは学年で三番目というだけで、飛び抜けた逸材という訳ではない。
所謂、『地味に』というやつだ。

一子「やっぱりソフトの方が面白そう! って感じちゃったわけ?」

将子「うん。今日とある先輩の球を受けて、迷いがスッキリ晴れちゃったんだ」

将子「ああ、私はこれがしたいって!」

一子「ほうほう」

一子「……私とおんなじだわ」クスッ

将子「んー?」

一子「いや、ね? 最初は私ってお母さんにピアノ習えーって言われてたんだ」

将子「うん」

一子は、ぼんやり遠くを見つめて語りだした。


一子「それで、その教室体験に言った帰りにさ。凄いものに出会ったんだ!」

将子「凄いモノ…?」

一子「うん…! 当時の私はそれでイチコロだったんだ! 通りがかった電気屋のテレビに映った…」


一子「『野球』ってやつにさ…!」


将子「……野球」

一子「そっから私は親に無理言って、野球漬けの生活だよ」

一子「いやぁ、本当。野球は人に夢を与えるね」

将子「夢、ね…」

確かに野球は人に夢を与える。一子の言う通りだ。
一度カッコいい、自分もその場に立って投げたい打ちたい捕りたい、と憧れてしまえば。

自分はそこで『一番』になれるんだ、と幻想を抱いてしまうものだ。
そしてそれを現実にするがため、人は必死になる。

あの野球ボールには、魔法が掛かっている。
人を惹き付けてやまない、強力な魔法が…!


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