過去ログ - 闇条さんとフレンダさん☆3巻再構成
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17: ◆HmDjqt09PA[saga]
2014/08/29(金) 12:48:27.19 ID:sNjSD+W90
ここまで来るとさすがに俺可哀想から先生可哀想へと気持ちがシフトしてしまい、上条は今になってようやく勉強にやる気が出てきた。
さぁ!俺の本気を見せてやる!!
上条がそう意気込むと同時、胸ポケットに入っていた携帯電話がメールの着信を知らせる音を鳴らす。
18: ◆HmDjqt09PA[saga]
2014/08/29(金) 12:49:27.46 ID:sNjSD+W90
ディスプレイが表示していたのはいわゆるデコメで、キラキラとした絵文字が動きまわる仕様になっている。
ただでさえカスタムされた読みにくい丸々フォントが絵文字や顔文字に埋もれて、もはや一つの絵画になってしまいそうな勢いだ。
上条はええいとうなると、差出人の名前からリンクを踏み、フレンダに電話をかけた。
19: ◆HmDjqt09PA[saga]
2014/08/29(金) 12:50:14.83 ID:sNjSD+W90
フレンダはそこで言葉を切り、直後思い出したようにあ、ああそうだったと続ける。
フレンダ「リーダー今どこにいる訳?」
20: ◆HmDjqt09PA[saga]
2014/08/29(金) 12:50:53.30 ID:sNjSD+W90
上条「ん?今日ってどっか行く用事あったか?」
フレンダ「えー、遊びに連れてってくんない訳?まだ4時だよ?」
21: ◆HmDjqt09PA[saga]
2014/08/29(金) 12:51:56.68 ID:sNjSD+W90
そこで通話を終え、上条は自販機でジュースでも買うかと立ち止まる。
ポケットから取り出した硬化でお気に入りのザクロコーラを買うと、
かかったわね!と言わんばかりの表情で上条を見つめる一人の少女が出てくる。
長時間そこにいたのか、頭に木の葉を乗せて。
22: ◆HmDjqt09PA[saga]
2014/08/29(金) 12:52:52.35 ID:sNjSD+W90
決着つけてやる。
この目的のために、美琴はおそらく本当に待ち伏せをしていたのだろう。
見上げた根性ではあるものの、上条にとっては厄介以外の何物でもなかった。
23: ◆HmDjqt09PA[saga]
2014/08/29(金) 12:53:48.88 ID:sNjSD+W90
上条「それってつまりさ、不戦敗ってことだろ?だからお前の勝ちだって。さすが、常盤台のエースサマ〜〜っ」
美琴「そういうのが一番ムカつくのよッッ」
24: ◆HmDjqt09PA[saga]
2014/08/29(金) 12:54:45.05 ID:sNjSD+W90
上条が口にした交戦の合図に、美琴は一瞬だけビクリとし、やがて再び歪な笑みを浮かべる。
やっぱ子どもに能力なんて持たすもんじゃねえなと思いながら、上条はこっそり後ろ手でザクロコーラをシェイク。
2mの距離を開けた2人の間にわずかな緊張の空気が流れた。
美琴が手を出すのが先か、彼女は小さくいくわよと告げる。
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/29(金) 12:55:13.49 ID:vSXetxC1o
荒らされてpixivいったやつ?
26: ◆HmDjqt09PA[saga]
2014/08/29(金) 12:55:37.99 ID:sNjSD+W90
消えてしまった上条の行方を一瞬探してしまった美琴は二撃目が遅れる。
上条は一瞬で美琴へ肉薄すると、攻撃のスキを与えずに右の拳を高く振りぬく。
戦闘慣れした美琴はすぐに後ろへ飛んで拳を避けようとするが、無駄だった。
27: ◆HmDjqt09PA[saga]
2014/08/29(金) 12:56:31.15 ID:sNjSD+W90
>>25
pixivでもえらい目にあって逃げてきた。
一旦終わり
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