過去ログ - エルフが奴隷に堕ちた理由を考えてみたりなど
1- 20
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/30(土) 21:33:01.36 ID:q+P0GBGRo

 白い肌が彼の視線を吸い寄せた。
 埃に汚れてくすんでしまっているものの、その滑らかさを全て覆い隠せるほどではない。
 燐光を放つようなその頬の上を、それとはまた別の輝きを持つ金の髪が流れ落ちていた。

 纏っているローブでわかりにくいが身体の線は細い。
 女。
 座り込んでこちらを見上げていた。

 彼は身体が冷えるのを感じた。
 恐怖ではない。凍えるのとは違う。ただ体温が少しだけ下がる。
 頭が冴える感覚に似ている。
 おそらく彼を見つめる青い目のせいだろう。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
139Res/65.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice