過去ログ - エルフが奴隷に堕ちた理由を考えてみたりなど
↓
1-
覧
板
20
15
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/08/30(土) 21:33:31.28 ID:q+P0GBGRo
睨むでもなく怯えるでもなく。
それは彼を真っ直ぐに見据えていた。
見るという行為から余計なものを全部削ぎ落とすとこういう視線になるのかもしれない。
澄み切った水のような。
以下略
16
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/08/30(土) 21:34:02.87 ID:q+P0GBGRo
つづく
17
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2014/08/30(土) 21:36:26.05 ID:YjCrK2S8o
おつおつ
期待
18
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2014/08/30(土) 21:37:57.33 ID:pH09kQxbO
どういう方向に転ぶのかまだ分からんなぁ
でも期待
19
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/08/31(日) 18:07:11.88 ID:htogreJXo
尖った耳は噂に聞いていたよりは小さいようだった。
彼はまじまじとそれを見つめたがエルフは気にした様子を見せなかった。
ただこちらに静かな視線を注いでいる。
以下略
20
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/08/31(日) 18:08:21.40 ID:htogreJXo
「……夜、外で声がして、それから馬車が倒れた」
今度は答えがあった。
「賊に襲われたのか?」
「分からないわ」
以下略
21
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/08/31(日) 18:09:11.44 ID:htogreJXo
「わたしは馬車が横転した時に気絶したらしい。
意識を失う前より一緒に積まれていた荷物が減っているから誰かが持ち出したのだとは思う」
やはり野盗に襲われ強奪されたとみて間違いなさそうだ。
以下略
22
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/08/31(日) 18:09:41.66 ID:htogreJXo
会話に微妙な違和感が生じている気がする。
頭の中をかすかにくすぐられるかのような。
はっきり言って不快だった。
以下略
23
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/08/31(日) 18:10:18.65 ID:htogreJXo
彼は後ろ手にナイフを取り出し、突き付けた。
なるたけ恐怖を与えるようにゆっくりとした動作。
「おい」
声も心持ち低くなる。
以下略
24
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/08/31(日) 18:10:57.82 ID:htogreJXo
「どうせここにいても飢え死にだぞ! 分かってるのか!」
「もちろん」
恫喝の勢いはその一声で削がれた。
「行かなければそのうち死ぬわね、わたし。行っても死ぬかもしれないけれど」
以下略
25
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/08/31(日) 18:11:36.25 ID:htogreJXo
エルフはあっさり答えてフードをかぶりなおした。
「行きましょう」
彼は呆気にとられる。
以下略
139Res/65.03 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - エルフが奴隷に堕ちた理由を考えてみたりなど -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1409401462/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice