過去ログ - 勇者(Lv99)「死にたくても死ねない死なない俺と、殺そうにも殺せない殺したい魔王」
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130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/08(月) 21:05:20.17 ID:YtpFI3Ae0
 魔王は、魔王城の前に残した影の前に瞬間移動する。

勇者「!」

魔王(この状況にだけ関していえば、貴様も想定内なのだろう?)  

 魔王が避けられないであろう状況で、勇者の出来うる最大攻撃を放つ。

 それが圧倒的な実力差の中、勇者に残された最後の策

 ただそれは、不意をつければ、の話であろう。

 全力の魔力のぶつかり合いを想定した策ではないはずだ。

勇者「  」

 勇者は引き金を絞る。

 理力の剣より吐き出される雷を纏った極大ビームが魔王へと突き進んだ。

 対し魔王、手をかざし、暗黒の波動で迎え撃つ。

 抵抗を無理やり突き破る蛇のようにうねるその暗黒と、光溢れる光線が激突する。

魔王「!?」

 黒の魔撃は、勇者渾身の魔法攻撃を呆気なく霧散させ、その延長線上の先、勇者を飲み込み、滅却した。

魔王「……」

 魔王の眼前、魔法攻撃により、荒野と化した大地を見つめ、魔王は眉を寄せた。



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