過去ログ - 希「死なんといてね、ことりちゃん」ことり「知らないの?…私は死なない」
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◆Qe7X7xrNvI
[saga]
2014/10/05(日) 15:08:23.53 ID:3O/d7vVao
私は、
後悔した。
どうしてこれを早く、もっと早く見つけられなかったのかと。
まだ彼女が居る前に、見つけられたなら。
彼女を、殴ることなんて。
彼女との思い出を、捨てること、なんて…。
なかったのに…。
なかったのに
なかったのに
なかっ
ツバサ「うああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」
後悔が津波のように胸に込み上がる。
今すぐ自殺したかった。
ナイフか銃がそばにあったのなら、実際、していたのかもしれない。
だけど、そこには壁しかなくて。
無力な自分を戒めるかのように。
ただ、ひたすら頭を打ち付けることしかできなかった。
ツバサ「どうして…、どうしてっ…!!」
ツバサ「なんで、気づいてあげられなかった…!!」
ツバサ「知らないことなんて、ないくらいに親しかったあの人の…」
ツバサ「心の叫びを、なんで、気づいてあげられなかったの…!!」
ツバサ「本当に、裏切ったのは…、裏切りものは…!!」
ツバサ「この、私だ…!!」
彼女の心を、裏切ってしまった。
彼女が必死の思いで手を伸ばした希望の星に。
羽ばたくことすら、忘れていた。
そんな、大愚か者。
それが、私。
実に、滑稽で、無様な、私。
ホント、死にたかった。
きっと最後の、アレがなかったら。
死んでたんだろうな。
ツバサ「うぅっ…!!うぎゅぅっ…!!う、…ぁ?」
どうやら最後だと思った手紙に、続きがあったらしい。
裏にP.Sと書いてあった。
そこには。
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