26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/05(金) 23:16:46.96 ID:oVE2GZJBo
加蓮が部屋を出ると、お父さんが新聞を読んでいました。
「お、起きてきたか」
「おはよ、お母さんは?」
「買い物だとさ。昼には戻ると言ってたぞ」
「そっか」と、加蓮は言いました。
水分を摂り、一息付きました。
「それで、どうだったんだ? 憧れの事務所ってやつは」
「あはは、なんかすごかった」
「何かじゃ分からないだろ。で、やってみたくなったのか?」
「うーん、どちらかというと遠くなったかな」
「おや、そうなのか。せっかくプレゼントを買ってきてみたんだがな」
「プレゼント?」加蓮はお父さんの思わぬ言葉に不思議そうな表情を浮かべました。
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