38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/05(金) 23:54:17.38 ID:oVE2GZJBo
「オーディションか……。気持ちはもちろんやりたいけど、Pさんの言う覚悟、足りてるかな……」
加蓮は、窓の外を見ました。この日は、雲ひとつなく、星も見えるような空でした。
「これまで、身体のせいでできないと思っていたことあったけど、目的を持ったら前に進めたよね。やってみようかな。苦しいかもしれないけど、もっと進みたい」
加蓮は挑戦してみることに決めました。
それからの二週間は、加蓮がこれまで体験したことないような密度の濃いレッスンとなりました。
息が上がり、足は棒のようになりました。
それでも、加蓮は立ち続けることができました。
それは、自分の気持ちに正直にいられる今が、とても幸せに思えたからです。
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