54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/07(日) 00:16:50.33 ID:6hfXf6Fl0
帰宅したほむらは真っ暗な部屋の中で膝を抱え座り込んでいた。
恨めしそうに見つめる視線の先には自分の左手があった。
ほむら(本当に、何がしたいの?)
本気で断ろうと思えばいくらでも理由は思いついた筈だ。
ほむらは戸惑っていた。理由が思い浮かばなかった事にではなく、断ろうとすら考えなかった自分に。
まどかの側に居れば、まどかがこの世界から再び消えてしまうかもしれない。
まどかの側に居れば居るほど、まどかの側から離れられなくなるかもしれない。
まどかの側に居れば居るほど、私は…
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