68: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/09/14(日) 00:55:07.25 ID:LEnzb0Kio
昼時を過ぎたことでがらんどうの食堂へとたどり着いた二人は
厨房でゆっくりと片付けをしている給糧艦娘である間宮の前へと歩き声をかける。
因みに間宮は厨房の一切を任されており、鎮守府の台所事情は彼女に支えられていると言っても過言ではない。
「すまない、まだ昼食は出せるかな?」
「あ、はい大丈夫ですよー。何になさいますか?」
間宮が片付けの手を止め提督へと向き直り笑顔で答える。
「すぐ出せるもので構わないよ」
「私も、一緒で大丈夫です」
提督が特に拘らない形でと頼み、榛名も続いて同じものをと頼む。
「では、カレーでいいですか?」
昼食で出したカレーが残っていたらしく、ご飯を皿に乗せルーをさっとかける。
二人の前に出されたカレーは湯気を立て、香ばしい匂いを辺りにふりまく。
それぞれ皿を受け取り席へと腰を降ろす。
提督がまず厨房そばの長机に座ると榛名は決まってその左隣に座る。
なんとなく席が厨房に近いからと座り始めた事が日々続き、定位置となっていた。
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