過去ログ - 提督「心から愛しい羽黒に捧ぐ。」
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59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/23(火) 18:08:02.30 ID:fBny//oEo
「ひゃっはぁー!! 酒だ! 酒持ってこーい!!」

 夕陽もとっぷりと暮れた夜、食堂の一角で隼鷹の陽気な声が響く。

 食堂に集まっているのは妙高、隼鷹、榛名、陸奥、利根の5名だ。
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/23(火) 18:13:06.73 ID:fBny//oEo
「隼鷹さん、その、提督がいらっしゃる前に酩酊するのは……」

「構うもんかい、どうせあの朴念仁は今でも執務室でカリカリやってんのさ」

 榛名の遠慮がちな言葉は隼鷹によってかき消される。
以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/23(火) 18:20:34.22 ID:fBny//oEo
「だいたいあの色ボケはもう仕事なんて来てないんだろーう? だったらなんで開始時間過ぎても来ないのさ?」

「君も暇な身だろう。急ぐ必要はないと思うが」

 けらけらと笑う隼鷹の頭を握りしめて私はいう。
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/23(火) 18:25:07.81 ID:fBny//oEo
「すまない、またせたな」

「いったい羽黒ちゃんとどんなプレイをしてたのかしら?」

 陸奥がそうつぶやくと、妙高の額に青筋が浮かぶ。
以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/23(火) 18:28:25.96 ID:fBny//oEo
「のう、提督。鎮守府ではそういうことは控えたほうがよいと思うのじゃが――」

「何もしていない、いいな?」

「お、おう」
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/23(火) 18:30:43.56 ID:fBny//oEo
 こほんと1つだけ咳払いを落とし、私は自らのお猪口に酒を注ぐ。

「――さて、それでは第三艦隊の結成を祝して。乾杯」

「乾杯」
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/23(火) 18:34:30.64 ID:fBny//oEo
短いですが今日はこれまで。第3艦隊の5番艦はだれなんでしょうね


66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/22(水) 06:03:22.87 ID:gTVwwXlZo
遅れました。投下します


67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/22(水) 06:05:58.69 ID:gTVwwXlZo
 あれから一月が経った。
 
 すっかりとわれらの部隊は元通りになり、遠征に偵察にと八方を駆けずり回っている。

 唯一異なる点とすれば、秘書艦担当が日替わりになったことぐらいだろうか。
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/22(水) 06:12:34.87 ID:gTVwwXlZo
「馬鹿げてる」

 私は一枚の書類を見つめ、吐き捨てるように言う。

 本日の秘書官である隼鷹はそんな私を楽しげに見つめて御猪口の中の酒をゆっくりと口に運んでいる。
以下略



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