1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/12(金) 12:58:14.65 ID:m9BGDIDx0
本日、9/9は音無小鳥の誕生日!!
…を過ぎた特別でもなんでもないただの平日。
(今年の誕生日も、結局何もなく終わっちゃったなぁ)
そう、何もなかった。
…いや、何もなかったって言ったら失礼か。
おめでとうのメールとか、プレゼントはもらったし、うれしかったけど…
…結局一人ぼっちだった。
P「…ごめんなさい、ほんとは昨日できればよかったんですけど…」
私が何を考えてるか分かったんだろうか。
プロデューサーさんが申し訳なさそうに話す。
今日は仕事が早く終わったし、一緒に飲みに行きましょうよって彼が誘ってくれた。
小鳥「い、いいんですよ!お仕事は大事ですし!」
私はハッとして返事をした。
違うんです、プロデューサーさんを責めているわけじゃあ…
小鳥「…それに、私の誕生日なんかめでたくありませんし」
…そう、めでたくない。歳の事もあるけど、やっぱり何もないって事がめでたくない。
誕生日に何か素敵な事を期待しても何も起こらないのは知ってるのに、
何か起こるんじゃないかってなんだかんだ期待して…でもいつもいつも何も起こらず。
勝手に期待して、当然何もなくて、一人で落ち込む。
なんだか馬鹿みたいだなぁ私。
…まぁ針山みたいにローソクさされたケーキを出されないだけマシだったか、うん。
P「そんなことないですってば…」
プロデューサーさんが声をかけてくれる。
こんな事ばっかり考えてちゃ、プロデューサーさんに悪いよなぁ…よし。
小鳥「…早く注文しなくちゃ!」
せっかく誘ってくれたんだもの、楽しくいかなきゃ!
P「そ、そうですね!何がいいですか?」
小鳥「じゃ、生で!」
P「分かりました。じゃあ僕も生で!」
プロデューサーさんがここにきて初めて笑ってくれた気がする。
そうよ、楽しくいかなきゃ…
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