過去ログ - 小鳥「特別でもなんでもない日」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/12(金) 13:09:30.29 ID:m9BGDIDx0
P「………す…ま…せん…グスッ…」

小鳥「えっ、ぷ、プロデューサーさん!?」

代わりにすすり泣くような音が聞こえてきた。
い、意外と泣き虫ですね、プロデューサーさん…いや…これは…私のせい…ですよね…

小鳥「……」

私もつられて泣きそうになっている。
自分の為に泣かれるって初めてなもので…
泣きそうなのをこらえてプロデューサーさんに話しかける。

小鳥「…プロデューサーさん、こっちを向いてくれませんか」

P「ごめんなさい…っ今…見せられない顔…してます…」

ぜひとも泣き顔も見てみたい…じゃなくて!!

小鳥「じゃ、じゃあ、顔見せなくても…いいです…いいです、から…」

プロデューサーさんは椅子をこちらに向けてくれた。
うつむいていたから顔は見れなかったけど、今はそれでいい。

私はそのままプロデューサーをあやすようにして、そっと抱きしめた。
…なんかまるでおかあさんみたいな…いや、よそう。

小鳥「…プロデューサーさん…結構泣き虫なんですね…」

…つられて泣きそうになってる私が言えたことじゃないか…

P「ごめんなさい…音無…さん…」

プロデューサーさんも私の背中に手を回してくれた。
一瞬びっくりしたけど、うれしかった。

小鳥「いいんですよ」

P「ごめんなさい…情けなくて、泣き虫で、ダメで…」

そっか…悲しいってこういう事か…

小鳥「…プロデューサーさん。私、プロデューサーさんの気持ち今ならわかります。」

P「えっ…」

小鳥「お願いだから、私の好きな人の事を悪く言わないでください…ね?」


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