過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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675: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/12/10(水) 21:56:27.72 ID:kdpcyY3Po

初美「これはその…京子ちゃんのメイクが汗で落ちかけてたからなのですよー!」

初美「け、けけけけけ決して私がやりたかった訳じゃなく、いわば不可抗力なのですよー!」

霞「…さっき見るなって言ってなかったかしら?」

初美「それは、えっと…京子ちゃんの顔がドロドロになっているのを他の人に見られるのが忍びなくて…」

霞「と言う事は初美ちゃんは私達が周りにいる事に気づいていたのね?」クス

初美「うっ…」

霞「自分の顔も真っ赤なのに…京子ちゃんの為に抱きつくなんて…愛のなせる技かしら」

初美「うあーっ!」

必死に探した言い訳で何とか取り繕おうとしても霞には勝てない。
元々、彼女は神代に関係する家の中でも政治的な分野に強く関わる石戸家の中で才女と呼ばれた存在なのだ。
冷静さを失った身では、どれだけ頑張ったところで勝てるはずがない。
そんな事は初美にも分かっていたが、さりとて、こうも的確に弱みを撃ちぬかれると鳴き声もあげたくなる。
無論、何時も自分が場をかき回している側だから、その仕返しであろうとは分かっているが、ちょっとやりすぎではないだろうか。
そんな気持ちを込めて見上げる初美に霞はニッコリと笑みを返した。

小蒔「はわぁ…愛ですか、良いですねっ!」

明星「…そうですね。それだけ仲がよくってとっても羨ましいです」ジトー

巴「ふふ。まぁ、普段から二人は仲良しだものね」

春「喧嘩するほど仲が良い…」

初美「ううぅ…」

しかし、霞達はそんな風に見上げても容赦するつもりはまったくないらしい。
無論、小蒔は初美を追い詰めるなんて欠片も考えてはおらず、ただただ単純に羨ましがっているだけだ。
しかし、そのほかの皆は違う。
日頃、初美に振り回されている巴はこれ幸いと弄んでくるし、明星は嫉妬を全開にしてジト目で見下ろしている。
春もまた明星ほど分かりやすい訳ではないが決して機嫌が良い訳ではない。
寧ろ、珍しく不機嫌だとそう言っても良い状態にあるのは、付き合いの長い初美には見て取れた。



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