過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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886: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2015/01/23(金) 01:02:16.69 ID:0atWxBSHo

京子「(…だけどさ)」

京子「(それでも…やっぱり俺は…こういう麻雀が…好きだよ)」

京子「(どれだけ絶望的な差でも…最後まで…決して諦めない)」

京子「(勝利を目指して…最後まで戦う…そんな油断出来ない人たちを…相手にする麻雀が…)」

京子「(…終わった時に…全力を…出しきれたんだって…清々しい気分になれる…麻雀が)」

京子「(例え…それで…ピンチになろうとも…俺はどうしても…嫌いになれないよ)」

―― …そうか。

―― …なら最後まで耐え切ってみせろ。

京子「(あぁ…!)」

勿論、京子の体調は何ら改善出来てはいない。
このままではこの局を終わらせられるかどうかさえ危ういと京子は自覚出来ていた。
しかし、ライバルの啖呵によって、京子自身の気力も僅かながら回復しているのを感じる。
どれだけ辛くても…俺はこのまま最後まで戦い抜く。
そんな想いと共に京子は牌をツモって… ――

京子「(…よ…し…!)」

数巡後、京子が揃えたのは平和タンヤオ一盃口に赤ドラが絡んだ良形だった。
裏ドラやツモでなくても4飜以上は確定、しかも、待ちは多く、河にはまだ一枚も出ていない和了牌もある。
京子の強い意思に応えるような最高の形に京子は内心で握りこぶしを作った。
これさえ和了れれば自分は逆転出来る。
無論、霞もまたテンパイに近い気配を感じるだけに気を抜けないが、そっちは能力を発動すれば何とかなる。



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