過去ログ - 和「フランスより」咲「愛をこめて」
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148: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/01/21(水) 20:50:18.36 ID:Ev0pzMFs0
貴子「元々はある富豪が妻に送った舞踏会用の別邸で、ご覧の通り中国風の意匠が随所に施されています……咲」

咲「はい。Ah,here is one of the historic theater in Paris. Originally, it was……」

久方ぶりに頭をフル回転させながら、咲は貴子の言葉を英語になおしていく。
以下略



149:>>148 最初の1行がぬk[saga]
2015/01/21(水) 20:55:17.58 ID:Ev0pzMFs0
貴子「こちらは、パリでも歴史ある映画館の一つです」


150:>>148 最初の1行がぬけてた[saga]
2015/01/21(水) 20:57:03.42 ID:Ev0pzMFs0
貴子「こちらは、パリでも歴史ある映画館の一つです」

貴子「元々はある富豪が妻に送った舞踏会用の別邸で、ご覧の通り中国風の意匠が随所に施されています……咲」

咲「はい。Ah,here is one of the historic theater in Paris. Originally, it was……」
以下略



151: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/01/21(水) 21:00:22.52 ID:Ev0pzMFs0
彼女とシンガポールからのクライアントはこの後会食があるという。

パリにいる別のグループも交えての商談となるらしく、昨日とは違って咲は参加できない。

貴子「そういうことで、申し訳ないんだが……」
以下略



152: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/01/21(水) 21:03:41.61 ID:Ev0pzMFs0
トドメの一押しみたいに貴子に言われて咲は面食らった。

和に会えるのは確かに嬉しいが、どうも彼女はそれ以上のものを含んでいる気がする。

結局、咲を動かしたのは「素敵じゃないか!」というクライアントの言葉だった。
以下略



153: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/01/21(水) 21:06:46.31 ID:Ev0pzMFs0
パーティ会場であるアパルトマンにはすんなりとたどり着くことが出来た。

もっとも、咲の手柄ではない。

駅の付近で迷いかけていたところを、店から会場へ向かっていた和が見つけてくれたのだ。
以下略



154: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/01/21(水) 21:10:25.51 ID:Ev0pzMFs0
咲「そんなところに、本当に私がお邪魔してもいいのかな」

和「住人っていっても憧や明華さん……咲さんが知っている人たちもいますよ。私もここに住んでいますし」

なるほど、それでここに入るのに一切の戸惑いがなかったわけだ。
以下略



155: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/01/21(水) 21:13:41.43 ID:Ev0pzMFs0
友人1「よろしく、咲」

友人2「和から噂は聞いていたわよ」

友人3「アジア人にしては色が白いよね。…わぁ、お肌スベスベ!」
以下略



156: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/01/21(水) 21:18:11.69 ID:Ev0pzMFs0
和をからかうためなのか、威嚇されても誰もが咲にちょっかいをかけようとする。

たくさんの手が自分へ伸びてくると少し怖い。

腕の中で咲が身をすくめたのがわかったのか、和がさらに咲を強く抱きこんだ。
以下略



157: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/01/21(水) 21:22:57.96 ID:Ev0pzMFs0
憧「大体ヤキモチ焼いてみせたのがいい証拠でしょ。今だって、そんな風に抱きしめて」

そして、憧はしたり顔で「ははぁ」と笑みを深める。

憧「あれか、宮永さんをこのアパルトマンに泊めなかったのも、皆を警戒して……か」
以下略



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