過去ログ - 和「フランスより」咲「愛をこめて」
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233:名無しNIPPER
2015/06/28(日) 01:31:58.41 ID:XzQWl6z+O
続き楽しみにしてます
234:名無しNIPPER
2015/06/29(月) 21:45:17.40 ID:uC8YMcSDO
やっと追いついた
235:名無しNIPPER[sage]
2015/07/01(水) 04:34:28.66 ID:dA7uVbX5o
ヨーロッパじゃ咲みたいな性格は少なそうだしなぁ
236:名無しNIPPER[sage]
2015/07/01(水) 08:58:50.09 ID:Mvldw+RFo
さり気無くテイクアウトされてるんですが、それは
237:名無しNIPPER
2015/07/12(日) 01:29:16.81 ID:JC0CkWnEO
そろそろ来ないかなー
238: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/07/16(木) 20:12:44.89 ID:tUbr3Wd40
和「適当に座っていてください」
二回目の訪問となる和の部屋は、記憶よりも随分と散らかっていた。
特にテーブルの上が酷い。
239: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/07/16(木) 20:17:47.40 ID:tUbr3Wd40
和「私も…明華さんから咲さんが戻ってこないと連絡が来た時、どうしようかと思いました」
咲「あ……」
和「見つけられて、よかったです」
240: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/07/16(木) 20:22:29.59 ID:tUbr3Wd40
和「知りたいです。咲さんのことなら何だって……私が知らないことを、全部」
その目はただひたすらに真っ直ぐ咲を見つめている。
咲(あぁ、もう……駄目だ)
241: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/07/16(木) 20:27:31.70 ID:tUbr3Wd40
和「……そうですか」
長いようで短い咲の話が終わった時、和はただ一言そう呟いた。
242: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/07/16(木) 20:32:32.96 ID:tUbr3Wd40
咲「その人に比べたら、自分は一体……一度そう考え出したら、もう何も書けなく、なって」
いつの間にか溜まっていた涙が、咲の意志を無視してぽたりと零れ落ちる。
咲「その人のエッセイは、根性で書き上げたんだけど、あとは……もう、何も」
243: ◆CU9nDGdStM[saga]
2015/07/16(木) 20:37:08.62 ID:tUbr3Wd40
和は昔からそうだった。
何事にも決して手を抜いたり妥協したりすることはなかった。
それに比べ――。
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