過去ログ - 【ごちうさ】ココア「インターディメンド」
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13: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 18:47:10.30 ID:wd+iXwbq0
『私は何も知らなかった』
『幸せの中に潜む何かを』
『その何かに対する対応を』
『奪われる悲しみを』
『何もできない苦しみを』
『世界はどこまでも残酷で、きっと、全ていなくなってしまう』
『――そう』
『奇跡がなければ』

【ダイブ:香風 智乃  LV.1 『旅立ちの駅』を開始します】

 知らない場所。時刻は不明。

ココア「うーん……これはキリマンジャロ……で、こっちが、オムライス」ムニャムニャ

???「起きて、ココアちゃん」

ココア「ええっ……オムライスと逆? それは流石に――」

???「ココアちゃん。何の夢みてるの。ほら、そんなギャグチックな夢みてないで、早く起きて――」

ココア「本当だ……ケーキと間違ってる。私、やっぱりバリスタには」

???「とうっ!」ドンッ

ココア「けふぅ!? な、なに!?」ガバッ

ココア「あ、あれ……?」

 何かの衝撃を受け、目を覚ましたココアは首を捻った。
 自分が座っているのは何もない場所だった。青色一色で、他にはなにもない。
 ココアが座っている、物理的に床がある筈の場所にもなにもない。ただ透明な、目に見えないなにかがあるだけだ。

ココア「夢?」

 とても現実味があるとはいえない光景。当然のように彼女は夢と結論するのだが。

???「夢じゃないよ」

 それを否定する声が、ココアの足元から。そういえば、起きる前に何者かの声を聞いたような気もした。

ココア「……えっ?」

 慌てて下へ視線を向ける。するとそこには

ココア「……ティッピー?」

 白くてモフモフした生物、ティッピーがいた。


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