過去ログ - にこ「余命幾許もない私と」真姫「私」
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◆gDTYF1szXU
[sage saga]
2014/09/26(金) 01:08:28.48 ID:/Uy9lH6OO
数日後、私に退院の許可が下りた。まだ暫くは入院の必要もないという。
けれど、勘違いしてはいけない。完治することは絶対にないと、主治医からは強く念を押されていた。
手の施し様はない代わりに、当面の生活に大きな支障もないというわけで。全くもって都合の良い話だと思った。
(でも……正直それで助かったわ)
入院が必要ともなれば、必然的に多くのお金が必要になる。
しかし矢澤家にそんなお金が無いことを、にこは知っていて。
それでもあの優しい母のことだから、自分が更に無理をしてでも何処からかお金を用意しようとする筈だ。
そんなことになったら、苦しい想いをするのはにこだけでは済まない。
母も、三人の小さな妹弟たちも。皆が辛い想いをするだろう。
そんなことになるなら、ひとりで痛みに耐えて死んでいく方が遥かにましだと思った。
そうやって命を全うする為に、にこは今までよりずっと、強く在らなくてはないと思った。
自信はある。痛みにも苦しみにも負けることのない、最強の笑顔。
自分にはそれがあると、にこは信じていたから。
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