過去ログ - にこ「余命幾許もない私と」真姫「私」
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96: ◆gDTYF1szXU[sage]
2014/11/21(金) 16:28:06.86 ID:zQ8QLlquo
ちょっとご連絡。次回の投下予定ですが、書き溜めしていたデータと共にスマホがご臨終した関係で数日遅れる見込みです。
遅くとも火曜日までには投下できるよう算段を整えておりますので、もしお待ちくださっている読者の方が居りましたらもうしばらくご辛抱願います。
こちらの勝手な事情、勝手な都合で恐縮ですが、これからも私の拙い文章を気にかけてらもえれば幸いです。
なんだか硬い文章になってしまいましたが、これで失礼します。


97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/21(金) 16:43:56.28 ID:gVEabyskO
はいな
待つよん


98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/21(金) 20:54:18.74 ID:Hc3ByJiW0
全然まちますよ
頑張ってください


99: ◆gDTYF1szXU[sage]
2014/11/24(月) 11:18:48.56 ID:D7yxYWelo
ご容赦頂きありがとうございます。
とりあえず消し飛んだ辺りまでの書き直しは済んだので、今日のお昼過ぎにでも続きを投下します。
それまでもう少々お待ちください。


100: ◆gDTYF1szXU[saga]
2014/11/24(月) 13:45:16.84 ID:8uac0BgmO
「ちょっと……冗談でしょ」

戸惑いつつも気だるげな、にこの言葉に少し傷付いた。

縋り付いて、泣き付いて。みっともなくても確かに伝えた愛の告白。
以下略



101: ◆gDTYF1szXU[saga]
2014/11/24(月) 13:46:19.77 ID:8uac0BgmO
「今日、一緒に帰りましょう」

私の腕の中で、少女が顔をしかめた。

「……嫌なの?」
以下略



102: ◆gDTYF1szXU[saga]
2014/11/24(月) 13:47:49.61 ID:8uac0BgmO
「にこの体調が悪そうだから、私が一緒に送って帰るわ」

屋上での私の言葉に意を唱える者は誰ひとりとして居なかった。

日頃の信用の積み重ねか、それともにこの身を案じてのことか。どちらにしても私にとって都合の良い事に代わりはない。
以下略



103: ◆gDTYF1szXU[saga]
2014/11/24(月) 13:50:04.46 ID:8uac0BgmO
にこの居ない屋上で、真姫はいま何を思っているだろう。

今日、最後に見た真姫の表情がフラッシュバックする。

にこを送って帰ると、そう告げた時の真姫の表情。不安でぐちゃぐちゃにかき乱された、むき出しの感情。
以下略



104: ◆gDTYF1szXU[saga]
2014/11/24(月) 13:52:32.51 ID:8uac0BgmO
にこが自宅に入っていくのを見送って、私は独り来た道を引き返す。

先程と全く同じ道のりを辿って。だけど隣ににこが居ないだけで、広くなったように思える道幅。

寂しい。そう口にするのは憚られた。そんな事を言い出してしまえば、本当はもっとにこと共に同じ時間を過ごしていたかったのだから。
以下略



105: ◆gDTYF1szXU[saga]
2014/11/24(月) 13:54:05.23 ID:8uac0BgmO
「……エリー」

一瞬だけ私を見つめた瞳は、だけど遠くを見ているように焦点が合わない。

病人のように白い肌。変化の乏しい表情。
以下略



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