1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/27(土) 00:20:28.60 ID:/i5J466dO
まったり進行
各キャラファンはご容赦
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2014/09/27(土) 00:25:08.93 ID:/i5J466dO
ー地獄ー
荒れた大地と薄暗い空。
その片隅で無が何かを形造る。
そこにあるのは怒りの塊。
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2014/09/27(土) 00:31:38.61 ID:/i5J466dO
ラディッツ「むむ...！ その声は...ナッパか！」
ラディッツは知った顔目掛け て飛び馳せる。
声のする方に目を向けるナッパ。
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2014/09/27(土) 00:35:46.40 ID:/i5J466dO
その言葉にナッパの怒りは薄れた。
動揺によるものではない。
目の前の小動物に可笑しさが込み上げてきたからだ。
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2014/09/27(土) 00:39:46.01 ID:/i5J466dO
佐渡島方治「こちらから下品な笑い声がしましたが...
む、何奴だ！」
ナッパ「なんだお前達は？」
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2014/09/27(土) 00:50:06.17 ID:/i5J466dO
ナッパ「俺とやろうってのか包帯野郎 め！
病人は大人しく寝ときやがれ！」
包帯男は腰に下げた刀に手を添えて、
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2014/09/27(土) 00:55:54.80 ID:/i5J466dO
ナッパ「挨拶がわりだ！」ｸﾝｯ
ーーズアオオオオオ
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2014/09/27(土) 01:00:52.60 ID:/i5J466dO
志士雄「所詮、地獄は優勝劣敗！
強ければ勝ち弱ければ負けて生き返る！」
志士雄は声高らかに吠える。叫ぶ。
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2014/09/27(土) 01:13:11.30 ID:/i5J466dO
ーーー刀？何てことはねぇ。
あんな細い腕で斬りつけられようが、
かすり傷にもならねぇぜ。
それに何よりな...
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/27(土) 01:26:21.22 ID:IsQoceN8o
依頼出しとけよ
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/27(土) 01:33:43.88 ID:/i5J466dO
ーーーー
後方の岩影、
傷付きながらも戦いを見守る二人。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/27(土) 01:59:44.85 ID:/i5J466dO
>>10気付いてなかたｻﾝｸｽ
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/27(土) 02:33:13.89 ID:/i5J466dO
『道連れの志士雄』
その異名を聞くと方治は、 憂いを混じらせた溜め息をつく。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/27(土) 13:55:55.68 ID:DldK7YmVO
ナッパは志士雄の間合いの外から、
エネルギー弾を連射する。
志士雄はそれを紙一重でかわしていく。
背後の地面が爆ぜる、爆ぜる、爆ぜる。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/27(土) 14:00:09.86 ID:DldK7YmVO
業火が螺旋を描き翔んでゆく。
大口を開けた大蛇の様なそれは、
ナッパを呑み込まんとする。
ナッパ「ふっ！曲芸か？
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/27(土) 14:03:32.98 ID:DldK7YmVO
ゆらりゆらりと、
志士雄はナッパに近付く。
志士雄「多くの猛者と戦った...
お前のように遠距離攻撃を得意とするやつともな
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/27(土) 15:49:22.69 ID:ZRFZZlR7O
ナッパ「チィ...！」ﾀﾞｯ
ナッパは後方に跳び距離を取ると、
カパッと大口を開ける。
そして腹の底からエネルギーを勢いよく吐き出した。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/27(土) 15:51:37.38 ID:ZRFZZlR7O
ナッパ「おれは遠距離が得意だっ て？」
志士雄の背後からナッパの声。
爆発を囮にナッパは回り込んでいた。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/27(土) 22:51:16.42 ID:yFeM4tobO
志士雄「」
ナッパ「くたばったか...
一発当てれば終いとはな
虫けら相手に手こずっちまったぜ」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/27(土) 22:57:22.63 ID:yFeM4tobO
まるで赤子の様に、
ナッパの背に抱き付く志士雄。
ナッパは困惑していた。
男に抱きつかれたからではない。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/27(土) 23:02:53.35 ID:yFeM4tobO
炎はしばらく踊ると、
砂煙と硝煙を残して消えた。
ナッパ「...火薬...か？
くだらねぇことしやがって！
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