過去ログ - 葛葉ライドウ対地獄少女
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26:山梨最高 ◆31XYrFalkuo5[sage]
2014/09/27(土) 23:18:51.43 ID:4btJ32Bz0
ゴウト「逃げたか、聞きたいこともあったのだが仕方あるまい。
だが、奴らがあの時地獄少女の周囲にいた悪魔だというのは間違いなさそうだな。
消え去る様子があの時とまるで同じだ。
しかし、これでますます骨女の意図が分からなくなってしまった。
あとで鳴海に相談してみるとするか」

二体の悪魔が消えた場所からライドウのほうに目線を向けたゴウトが続ける。

ゴウト「ところで骨女が先ほど三藁と名乗ったのを我は聞き逃しておらん。
それにもう一体の悪魔は別の仕事をしているとも言っていたな。
我が思うに、もう一体の悪魔とは別件依頼のあの男の記憶であったあの禿頭の老人ではないかと思うのだが」

ライドウも同感であった。あの禿頭の老人は藁人形に化けていた。
三藁とやらの一員と考えて不自然はない。
そして別の仕事というのは藁人形となって糸を解かれるのを待っているのではなかろうか。

ゴウト「そうだ、我もそのように推測している。
そこで、一つ作戦を思いついた。
今わかっている範囲で地獄少女が現れるのは、誰かが地獄通信に手紙を出したときに謎の空間、そして、誰かを地獄に流す際に帝都の異界に現れる。
そして誰かが異界に流される際、藁人形は大量の生体マグネタイトを放出することを我々は知っているな。
つまり、疾風管属の仲魔を偵察に出し我々は志乃田名もなき神社に待機する。
仲魔が生体マグネタイトの放出を確認したら直ちに当該地点の異界へ向かう。
これならば地獄少女と対面することができるのではないか?」

確かにそれならば、地獄少女に会うことができるかもしれない。

ゴウト「そうと決まれば、早速名もなき神社に向かうぞ」


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