過去ログ - 男の子「道に迷ったの?」ダイ「君は・・・?」
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(SSL)
2014/10/26(日) 19:56:00.79 ID:pBzh3oNJ0
〜〜森の中〜〜
マァム「ねえ、本当に良かったの?」
ゼル「・・・。」
ゼルは少し黙った後、こう呟いた。
ゼル「もう、決めてたことだから・・・。」
マァム「・・・そう。」
ゼルのはっきりとした宣言にマァムは押し黙るしかなかった。
ポップ「何か、色々あったみたいだけど、良かったのか?」
そこに余り事情が読み込めないポップが2人に聞いた。
ゼル「・・・大丈夫、それよりポップ兄ちゃんは自分の心配をした方がいいよ。多分昨日来たリザードマンまた来るから・・・。」
ポップ「えっ!?」
その言葉にポップは驚いた。
ゼル「武人みたいな性格の魔物だから負けっぱなしで居られないと思うよ。近い内にまた来るよ。」
そのゼルの言葉は何故か断言をしているみたいに感じた。
ポップ「あ、あんな魔物・・・また来たって・・・。」
ゼル「結局、昨日逃げたのに・・・?」
ポップ「そ、それは・・・。」
マァム「ゼルもうやめなさい!」
ゼルの余りの言いようにマァムが口を挟んだ。
ゼル「はぁい・・・。」
ゼルはそれだけをいうとまた歩き出した。
ダイ「ゼルってポップに対して、厳しいような・・?」
ポップ「俺が何をしたっていうんだ。」
マァム「昨日敵が来たのにダイをおいて逃げ出したじゃない。・・・臆病者。」
ポップの言い草にマァムは突っ込む、臆病者と言われ、ポップも反撃をした。
ポップ「臆病者だと!!!」
マァム「あら、仲間をおいて逃げ出す人間が臆病者だと言わずに何というのかしら?」
ポップ「それはだな、応援を呼ぼうとして・・・。」
そんなやり取りをしながら、マァムは思った。
マァム(ゼルが人を悪く言った事ってこれが初めて何じゃないかな?)
ポップ「・・・だから、逃げ出したわけじゃ・・・。」
マァム「はいはいっ、解ったから弱虫君。」
ポップ「だあれが!弱虫だ!!!」
ダイ「・・・ははっ(汗)。」
そんなやり取りをしながらダイ一行はロモス王国に向かっていった。
ゼル「・・・。」
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