過去ログ - 男の子「道に迷ったの?」ダイ「君は・・・?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/10/26(日) 20:08:40.22 ID:pBzh3oNJ0
〜〜〜小話〜〜〜
毒消し草の女の子「・・・はあ・・・。結局行っちゃったな・・・。」
女の子は溜息をついていた。あの後、ゼルのお母さんは発狂をしたが、村の人達の慰めによって少し落ち着いていた。
毒消し草の女の子「・・・本当にこれで良かったのかな・・・。」
そう言いながら少女は粉を手に持った、手にとっている粉はゼルに頼まれて昨日作った眠り草と麻痺草、火炎草で作った。護身用の道具の余りだ。
毒消し草の女の子「・・・村の魔物に使うって言っていたのに・・・。」
村の近くの魔物なら強力な魔物はそうはいない、弱い魔物なら十分役に立つ道具だが、強い魔物にはそこまで効果は期待出来ない。
毒消し草の女の子「・・・嘘つき・・・。今日も一緒に遊ぶって言ったのに!嘘つき!!!」
少女は大きな声で叫んだ。その声はゼルの母親に付きっきりの村人には聞こえず、ただ虚しく木霊するだけだった。
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