12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:51:20.76 ID:RJNWzUS1o
花陽「......ありがとう」
希「ううん、ウチには話聞いて励ますぐらいのことしかできんから」
花陽「...希ちゃんはすごいなぁ、花陽なんて自分のことだけで精一杯なのに周りのことも気にしてくれて、とっても頼りがいがあるし」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:53:19.29 ID:RJNWzUS1o
花陽「それにやっぱり、穂乃果ちゃんは特にすごいよね...
最初廃校の告知を聞いた時、花陽ははじめからに諦めてた、廃校を食い止めようなんて考えもしなかった、花陽達が卒業するまでは存続してくれるならむしろありがたいなんて思ってた。
でも、穂乃果ちゃんは最初に一歩踏み出した、それって誰にでも出来ることじゃないよね、度胸っていうか勇気っていうか、花陽には一番足りてないものを穂乃果ちゃんは持ってるような気がする......羨ましいな――
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 22:56:51.36 ID:RJNWzUS1o
,。・:*:・゚'☆,。・:*:
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:03:57.71 ID:RJNWzUS1o
「......!!」
瞬間、世界の全てがほんの一瞬の間に変容した、そう感じた。
気がつくと彼女は見知らぬ部屋にいた。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:09:32.91 ID:RJNWzUS1o
「ここ、穂乃果ちゃ......!?」
再び違和感、自分の口を動かして紡いだはずの言葉がそのまま自分以外の人の声で耳に届いたのだ。
これも聞き覚えのある声、というか今まさに思い浮かべたこの部屋に最も居てしかるべき人物の声だった。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:12:47.05 ID:RJNWzUS1o
――
「はっ」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:15:54.01 ID:RJNWzUS1o
希「は?急にどうしたの」
「いいから、私の名前を言ってみて」
希「......ジャギ?」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:17:50.21 ID:75uOunu20
なるほどなるほど
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:24:59.13 ID:RJNWzUS1o
希「かよちんホントどうしたん」
花陽「私穂乃果!......かよちゃんになっちゃった!」
希「......よしかよちん、病院に行こう」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:28:43.34 ID:RJNWzUS1o
海未『もしもし、どうしました花陽』
花陽「ねえ、海未ちゃんって小学校三年生までおねしょしてたよね!」
海未『......は?』
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:32:53.70 ID:RJNWzUS1o
希「......うん、分かった本当みたいやね」
花陽「...ありがとう」
携帯をしまいながら一息つく『花陽』を見つめながら、希は顎に手を当てて考える。
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