過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/30(木) 21:31:17.57 ID:IBA7ACtp0

巽「ん? 何だ?」

安田「あん?」

ふと見ると、食事をしながら見物しているVIPたちが次々と席を立ち、窓際へと集まってくる。
銀二たちは部屋の端の窓から森田たちを見守っていたのだが、彼らは森田たちのゴール地点である二つの窓へと集まりだしたのだ。
何故かやや遠巻きに窓を取り囲み、しかも全員が隣同士で腕を組み合っている。

安田「何やってやがるんだ。あいつら……」

銀二(ん? あれは……)

安田がVIPたちの異様な光景に不信がる中、銀二は目を細めた。
これまで森田たちの姿を視線で追っていた以上、自然とその周囲の風景も飛び込んでくる。
先頭の佐原がもうあと6メートルまで近づいてきた中、銀二の視界に入ったもの……。
それは二つの鉄骨の外側で、疎らに設置されている照明に光で照らされることで薄っすらと闇の中を浮かんでいた……。
その存在に、三人は気づいてはいない……。

佐原『うわぁっ……!』

森田&カイジ『佐原!』

佐原『うおおおおおっ!』

しかもゴール直前、バランスを崩しかけた佐原は一気に鉄骨を走り抜けたことでそのガラス張りの影を通り過ぎてしまっていた……。




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