過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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278:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:06:04.79 ID:g0Z8QOvQ0

今宵最後の余興……ティッシュ箱クジ引きが行われるテーブルにつく三人の男たち。
カイジと兵藤が向かい合うその横にもう一つ席が用意され、森田はその席につくこととなった。

カイジ(く……)

そしてカイジの左手は、ギロチンの拘束具によって固定される。これでもう左手を動かすことはできない。わずかに動かせるのは四本の指のみ……。
負ければその指を、目の前にあるこの巨大な刃によって容赦なく切り落とされる……!

席に着いた森田はスーツの上着を脱ぐと、捲くった右腕に採血装置に繋がれた注射針を刺し固定する……。
同様に負ければ森田の体から3000ccの血液が抜き取られ、大量失血によって確実に絶命する……。

掛け値なし、敗北すれば二人には破滅が待っている。
もうこうされているだけでも森田たちのプレッシャーは相当なものである……!

森田「勝負を始める前に……俺から一つ頼みがある」

兵藤「何かな?」

森田「……俺はここに連れて来られる前、本当だったら彼女たちと一緒に旅行へ行っているはずだった」

そう。本来ならば森田たちの予定はこんな悪魔たちの巣食う城ではなく、沖縄へと羽を伸ばしに行っているはずだったのだ。

森田「だから俺が連れて来られたお前たちの車に、俺の荷物があるはずだ」

森田は一度、ちらりとカイジの方へ視線をやると再び兵藤の方へ移す。



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