過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:06:38.21 ID:g0Z8QOvQ0

森田「その中にエスポワールで手に入れた329万がそっくりそのまま入っている」

カイジ「何?」

以下略



280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:07:32.87 ID:g0Z8QOvQ0

兵藤「くっくっくっ……森田くん、そのお嬢さんの言うとおりだ。勝負を始める前から負けることを考えていては、勝てるかもしれぬ勝負でも勝てんぞ?」

必死に森田を促す美緒の姿を見て兵藤は言う……。
希望をちらつかせておき、やがてその希望が絶望の現実となったその時には美緒は絶望に染まりながら必死になって森田の敗北と死を認められずに狂うのだろう。
以下略



281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:08:15.85 ID:g0Z8QOvQ0

兵藤「では、そろそろ始めるとしようかの……。そこに積まれた10億2000万をカイジくんたちが無事に持って帰るか……」

兵藤「それを果たせずにカイジくんが指を失い……森田鉄雄くんが無残に命を散らすかもしれぬギャンブルを……!」

以下略



282:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:09:04.27 ID:g0Z8QOvQ0

兵藤「では……」

森田「待てよ。クジに触れる前に、あんたもその手に何も仕込まれてないことを証明するんだ」

以下略



283:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:09:30.24 ID:g0Z8QOvQ0

カイジ(よし……! これくらいなら落ちないはずだ……!)

事前にトイレでテスト済みであり、さらにもしも落ちた時や不足の事態のことを考えて当たりクジは箱の両側に仕込んであった。
これで兵藤が一発で当たりを引かなければ……。
以下略



284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:10:22.95 ID:g0Z8QOvQ0

由香理「あら……」

明穂「あれって……」

以下略



285:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:11:03.16 ID:g0Z8QOvQ0

美緒(え……?)

カイジ(ま、まさか……一発で……!?)

以下略



286:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:11:43.99 ID:g0Z8QOvQ0

安田「何だよ……驚かせやがって」

カイジと森田は安堵と同時に質の悪いからかいをしてくる兵藤への怒りが湧き上がってくる。
兵藤はこちらに希望をちらつかせ、不安と恐怖を煽り、無様に踊る姿が見たいがためにこのようなことをするのだ。
以下略



287:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:12:15.88 ID:g0Z8QOvQ0

森田(本当にこんなのであっさり勝てるのか……? この男に……)

森田はあまりにもカイジの作戦が上手くいきすぎていることに、逆に疑念が生じだす……。
兵藤はゲーム開始前からあそこまで入念にイカサマを封殺するための条件を述べてきたのだ。
以下略



288:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:12:53.77 ID:g0Z8QOvQ0

美緒(まさか……)

明穂(クジが落ちちゃったの!?)

以下略



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