過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
1- 20
298:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:19:34.78 ID:g0Z8QOvQ0

結局、二回目の森田でも当たりは引けなかった……。
折り目がついているクジのうちの数枚が当たりなのは分かっているのだが……。

兵藤「ククク……果たして、いつまで君の強運が続くかのぉ……?」

その後も3巡、4巡、5巡とゲームは続いていくが三人とも引くのは外れクジばかり……。
森田は自分の番になるとダミーのクジをさらに2つ作った上で別の折り目のクジを引いているのだが、それでも駄目……。
兵藤と森田は折り目のクジを引いているのだが、カイジが引くのはそれがない正真正銘の外れクジだけ……。

カイジも刻印に気づいてくれれば二対一である以上、その当たりクジを引ける可能性は高まるのだがどうやらカイジが気づきそうにない。
事実上、森田と兵藤の一騎打ちのような状況となっていた。

兵藤「ククク……不思議なことが起こるものじゃの……。たかがくじ引きごときがここまで長く続くとは……」

結局、10巡目になっても誰も当たりクジを引けずにいた。
テーブルにはこれまでに引いた外れクジが30以上も溜まってきている。

兵藤「ククク……! 実にスリルなギャンブルじゃのお……? ワシがいつ引くかもしれないと思うと、君たちはハラハラの連続ではないのかの?」

もし兵藤が当たりを引けば、森田鉄雄から容赦なく血を吸い上げる……! たとえ命乞いをしてこようが、土下座をしてこようが最初に取り決めた約束は決して反故にはしない。
今は強がっている森田鉄雄だが、敗北と死が確定したその時、見せ掛けの強者の仮面の下……脆い姿を露呈することだろう。
死にたくない、死にたくない……と叶わぬ生への執着に縋り、無様に泣き叫びながら……!
兵藤はそれを是非、この目で見てみたかった……!



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
331Res/331.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice