過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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313:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:32:08.39 ID:g0Z8QOvQ0

銀二「お前らが今日倒した帝愛の幹部……利根川幸雄。今夜のパーティや負債者を集めて大掛かりなギャンブルを開催していたのは、奴の系列の仕事だった」

銀二はかねてより巽有三や、ありとあらゆる情報網を駆使して帝愛の情報を得ていた。

銀二「その利根川が失脚した以上、帝愛はこれまでのように負債者を集めてのギャンブルの企画は大っぴらには行えんだろう」

銀二「少なくとも、今夜のようなことは今後は起こらんだろうな」

銀二「それに奴の派閥に属していた系列の金融会社はグループ内での基盤を失ったことで、メインの仕事からは外されることになるだろう」

森田「でも、利根川は所詮帝愛の幹部でしかない。そんな連中をいくら倒しても、そいつらを支配する親玉を倒さなければ意味がない」

森田「俺たちがどんなに牙を剥いても、帝愛を……兵藤を倒すことはできなかった……」

銀二「だが奴に直接挑んで生き残れたのは本当に運がいい。たとえ遊びであってもな……。俺もハラハラしたぜ……」

敗北すれば容赦なく森田は致死量の血を抜かれ、無残に命を落としていた。
にも関わらず、森田は生き残ったのだ。

銀二「お前が今日ここまで生き残れたのは……お前の天性の強運から来ているのだろうな」

銀二「お前のことを、目に見えない何かが助けているようだったぜ。偶然、必然を問わずな……」

美緒が森田のことを追ってきていなければ、人間競馬やEカード勝負の時にまず間違いなく死んでいた。
電流鉄骨渡りの時は偶然から帝愛の罠に気がつくこととなった。
そして最後の兵藤との対決の際も、偶然が重なり辛くも生き残る結果となった。何より兵藤が遊び心を出してくれたこと事態が奇跡であった。
言われてみれば……森田を救おうとする何者かがことごとく森田が生き残るために用意し、導いたようなものだったのかもしれない。



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