過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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[saga]
2014/11/19(水) 17:33:44.21 ID:g0Z8QOvQ0
銀二「ずいぶんとお前のことを心配していた様子だったな。……シャバでもあまり元気がないそうじゃないか」
森田鉄雄は平井銀二と別れてからこの2年間、ずっと無気力な日々を送り続けていた。
平井銀二という森田にとって特別な人間を失ったことは、森田に現実で生きるという気力を失わせていたのだ。
自分の中の何かが弾けて散り、もう元には戻らない。たとえ再び平井銀二と会ったこの時でも……。
森田「俺は正直、これからどうすれば良いのか分かりませんよ……」
森田「裏社会で生きるのはもう嫌だし、だからといって引退してももう平凡な一市民として生きるなんてことも無理……」
森田「銀さんと別れたことが、ここまで辛いものになるなんて思ってもみませんでした……」
乾いた笑みを浮かべ、森田は自嘲する。最高のパートナーを失ったことが、ここまで深い喪失感をもたらすことになるとは……。
そんな中でこうして銀二と再び会えたことで、森田はこれまでにない安堵を感じるようになったのだった。
銀二「……それでお前、これからどうする気だ? まさかその9億をドブに捨てるわけでもあるまいな」
森田「できることなら、銀さんに渡したいくらいですよ。銀さんは、これから帝愛を相手に挑むことになるんでしょう?」
銀二「まあな……」
森田「だったら、端金にしかならないでしょうけど……帝愛を倒すために使ってください。俺が持ってたって、奴らを倒すのは無理……」
銀二「……あるじゃねえか。お前のやりたいことが」
森田「え……?」
銀二は不敵に笑いだし、森田は困惑する……。
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