30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:58:21.24 ID:Ha53zHbko
「いつも、ここでサックスを吹いているんですか」
ようやく息切れが収まって、僕は言った。
「君は……その、なにしてるんだ」
あいさんは怪訝そうに言った。気まずかった。
「いや、その……ランニング、です」
「……そうか」
「たまたま、通りがかって」
僕は高架下の土手を降りて、あいさんの隣に腰を下ろした。
はあと大きくため息をつくと、頬を汗が伝った。
「寒いッスね」
「暑そうに見える」
60Res/29.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。