過去ログ - 響「赤月の夜空に、ごきげんよう」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 02:02:54.58 ID:QYxfMoaZo
そのあとを追って自分も飛ぶ。
赤い赤い、月を目指して。
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 02:05:37.97 ID:QYxfMoaZo
「おや……いつの間にか、時間が経っていたようですね」
「楽しいことはあっという間だね」
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 02:10:10.30 ID:QYxfMoaZo
「最後にちょっと、寄り道しようよ」
「寄り道?」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 02:19:14.75 ID:QYxfMoaZo
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 02:23:36.31 ID:QYxfMoaZo
「んー……なんかすっごく見られてる気がするんだってば」
「そんなこと言っても、私たち以外にはお月さまくらいしかいないよ?」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 02:34:39.69 ID:QYxfMoaZo
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 02:40:00.11 ID:QYxfMoaZo
再び一人きりになり、丘の上に座り込んだ。
見上げた夜空には赤みが抜けた三日月。
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 03:03:21.16 ID:QYxfMoaZo
それから、またしばらくして。
月が完全に丸くなったのを見て、二人して立ち上がった。
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 03:11:27.66 ID:QYxfMoaZo
次の月食は、約半年後。
その時はきっと、あの赤銅に輝くお月さままで。
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 03:19:21.40 ID:QYxfMoaZo
貴音は、待ってる。
あの赤銅の月が昇った、夜空の向こうで。
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/09(木) 03:23:00.09 ID:QYxfMoaZo
家に帰ってみたら月食で、月と言ったらお姫ちんやん、と衝動に駆られた結果がこれだよ
お読みいただき、ありがとうございかぶとがに
>>13
ごめんなさい、恐らく人違いだと思われる
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