24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 23:44:52.23 ID:2ge1itV00
Viper「しっかり、綺麗に描いといてやれよ」
その一言を最後に、アローズのエース、Viperはハンガーを出て行く。
出て行った。
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 23:47:20.59 ID:2ge1itV00
そうだ、今までと同じように博打の借金がかさんでいずれ戻ってくるのであれ、暫くボーンアローの編隊は彼を欠いたものに変わるのだ。
そして恐らく、その時の一番機は。
そして、そうなった時に要るのは。
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 23:49:56.73 ID:2ge1itV00
Omega「……エース、ね」
資質は充分なのだ。
あと必要なのは、分かりやすい記号。証。
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 23:55:08.76 ID:2ge1itV00
とりあえずの塗料落としと、あのバカが塗料缶に放り込んでいった刷毛を取りに行こうと、踵を返して気付く。
Omega「ヤロウ」
手には、腕には、未だに大量の酒瓶。
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/10(金) 00:00:17.47 ID:b25RFQRS0
Omega「……酔っぱらいのセンスも、馬鹿にしたもんじゃないかもな」
位置はそのまま使わせてもらおう。
死神の性別までは流石に知らないが、多少は親しみやすくなるだろう。
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/10(金) 00:05:23.57 ID:b25RFQRS0
「……」
巨大な鉄扉がけたたましく、それでも時間帯を考えてか、常時に比べると控えめな音で閉じられる。
その後すぐに、セキュリティが正常に機能し始めた事を知らせる電子音が聞こえ、ハンガー内部からは、そして程なく、ハンガーの外からも完全に人の気配が消え、一切は闇と静寂に沈む。
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/10(金) 00:10:38.82 ID:b25RFQRS0
いつかのどこかでそう呼ばれた英雄と同じく、その姿もいずれ、畏怖と敬意、敵意と信頼をその一身に受けることになるだろう。
今はまだ前哨。
しかし、鉄の翼を操り空を駆ける猛禽共は、既に気付き始めている。
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/10(金) 00:15:41.13 ID:b25RFQRS0
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/10(金) 00:20:18.94 ID:b25RFQRS0
お粗末様でした。お目汚し、失礼。正直、一人もわかる人いないんじゃないかと思ってましたが、ありがとうございます。
リボン付きに衝撃を受けて、ポチポチとやってみました。
インフィニティ、オマージュがこれでもかってほどブッ込まれてるので、過去作好きな人なら、絶対楽しめると思うんで、躊躇ってる方は是非とも。
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/10(金) 01:27:39.76 ID:2CT2vbtlo
めっちゃ面白かった
また何か書いてくれたら嬉しいな
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/10/10(金) 22:21:29.02 ID:ZRU+3Kzi0
乙。面白かった。
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