276:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/24(金) 15:43:13.52 ID:lADP7uQ9O
一色の食べた食器を台所で洗い、再び一色の部屋へと戻った。
いろは「それで先輩、お返事は?」
八幡「ん?何の?」
いろは「今日泊まっていくかどうかです」
八幡「あぁ、そういやそんな事言ってたな。それ強制じゃないのか?」
いろは「いえ強制ですよ」
八幡「だが断る」
いろは「自分にできる範囲ならお願い聞いてくれるんじゃなかったんですかー?」
八幡「くっ……」
いろは「まぁ確かにこれはお願いなのでそんな強制力はないですが、でも先輩には私への責任がありますからねー。こっちには強制力有ると思うんですよねー」
八幡「お前ってホント良い性格してんな。………分かったよ、泊まって看病すりゃ良いんだろ?」
一色は目をキラリと輝かせると はいっ!と満面の笑みを浮かべる。
くっそ、俺は知ってんだよ、その顔が素だってことを……。
そんな俺を差し置いて一色は でも、と続ける。
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