過去ログ - 響「行きつけのお店」
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9:1[saga]
2014/10/10(金) 23:13:23.55 ID:M6pjPsFx0

「もちろん!! この糸を何本も何本も一緒にしたら、どんどん広がって服になっていくんさー!!」

自信満々に答えると、その言葉に嘘偽り無い事を感じ取ったのか目の色を変えた。

「……………………すごーい!!」

感嘆の声と共に少女は口元を綻ばせた。 そうか、この少女はこんな顔で笑うのか。
とても先程まで柳眉を上げていた少女とは思えないほどの、柔らかい笑みだった。

「………………君は、どうしてここでずっと、ショーケースを眺めていたの?」

仲良くなれた頃合を見て、少しだけ少女の内側へと踏み込む。
「ショーケース」という単語が解らなかったのか、頭に疑問符を乗せる少女だったが、
自分の視線の方向を伝う事によって、直に理解した。

「あ………………」


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