4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/11(土) 00:22:41.20 ID:C61ek0PuO
階段に座ってウィンドブレーカーを首もとに寄せる。
頭がスッと落ち着く。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/11(土) 00:27:26.90 ID:C61ek0PuO
Wi-Fi引っ掛かって二重投稿になったりIDかわったりしてますが>>1です!
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/11(土) 00:37:20.23 ID:C61ek0PuO
そうそう、今日は小説を持ってきたんだ。街灯も明るいし、少しは読めるかな。
暖かめのさんぴん茶とグミを摘まみながら、自分は文字を追いかけた。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/11(土) 00:48:21.77 ID:C61ek0PuO
「響」
「えっ?」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/11(土) 01:02:34.53 ID:C61ek0PuO
「寒いです。響はどうしてここに?」
「それは自分が聞きたい。びっくりさせたんだから、先に聞いてもいいよね」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/11(土) 01:17:29.69 ID:C61ek0PuO
「こちらは誕生日プレゼントです。開けてください」
「ん、ありがとう」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/11(土) 01:38:49.84 ID:C61ek0PuO
「ふむ……なるほど。夜中の川原というのも良いものですね。先程もランニングをなさってる方がいらしたのですが、その気持ちもわかると言うものです」
無視して肉まんにかじりつく。
湯気と一緒に香ばしい匂いが口いっぱいに広がって、少し熱い中身の具が……
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/10/11(土) 02:05:31.92 ID:C61ek0PuO
そこからは他愛もない話が続いた。765プロの皆や、ファッションの話もあったけれど、やっぱり多くは仕事の話になる。
貴音は18歳だから、自分以上に忙しい。会話からはそんなことが読み取れた。
でも貴音は貴音らしく、楽しそうに話してくれる。生き生きとしてる。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/10/11(土) 03:06:56.58 ID:C61ek0PuO
「さて。このままこの場でお喋りというのも良いのですが……」
急な話題の切り替え。自分はプレゼントのおかげで暖まってるけれど、貴音は寒かったのかな。
まだ少し残ってるココアを差し出した。でも、貴音はプレゼントだからと受け取ってくれなかった。
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/10/11(土) 03:15:53.19 ID:C61ek0PuO
「なんだよ! それなら自分に電話すればよかったじゃないか! 今日は忙しかったけれど、別に昨日にでも声をかけてくれれば約束くらい−−−」
「いいえ、それはなりません」
「なんでさ!」
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