395:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 22:15:09.64 ID:TTkcRU0Eo
>>388
椅子に腰かける老人の背中は、柔らかく年相応にぐんにゃりと曲がっている。
彼は口の中でチョコレートを転がしていた。思わず顔をしかめるほどに甘い。今となってはだいぶ懐かしい昔、彼がよく食べ親しんだ味だった。
あの、くそったれな毎日他の誰かの返り血にまみれていた闘争の時代……。
396:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 22:15:25.64 ID:rvkMgIOPo
>>394
いや別に拘泥してないよ
こういうのもあるっていうプロの言を借りてるだけ
自分的には比較的なんでも読むから特別表現に拘りはない
自分で書くときは視点者の語彙とか単純な小説の基本(読者の没入や読み易さを助ける技法、これもプロの受け売り)は考えるけどそれ程度
397:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 22:19:56.64 ID:ta4yQWcHo
>>395
これが一番好きかも
398:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 22:23:09.27 ID:DftpId+AO
チョコが血の味しそうだけど
399:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 22:30:32.90 ID:6YlUTVZXO
隙を見て自分も晒そうとしたけどタイミング逃したわ
400:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 22:37:01.69 ID:ta4yQWcHo
>>399
かむかむ
401:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/10/19(日) 22:38:21.77 ID:DftpId+AO
やっほー
妖精は戦士の爺さんに語りかける
傷を負い、切り株にもたれかかる爺さん
402:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 22:39:55.89 ID:ta4yQWcHo
童話でありそうで好き
403:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 22:40:54.47 ID:pDXO6n0M0
いっそそのコンセプトで一作書いちまえよ。
404:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 22:49:24.23 ID:6sU5zIT9o
寂れた酒場のテーブル席に老人が座っていた。
老人は明治製品の板チョコレートを口に頬ばり、痩せ衰えた手で袋の残骸を玩んでいた。
きのことたけのこの戦争か――ばかどもめ、何をやっているのだ。
彼はかつて明治製品の兵士だった。
やがて酒場の外から「われらはきのこ山なるぞ」とわめき散らす若者たちの声が聞こえ
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