3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/14(火) 23:22:16.62 ID:rvPDD/C20
「Pさんと出会って、アイドルになって… こんな私でも頑張れるって知ったんです」
「それはよかった」
もう何年か前の話だが、歌鈴をスカウトしたのは俺だ。
俺の目に狂いは無いつもりだけど、当初自身の容姿に全く自信が無かった歌鈴には本当に苦労させられた。
あまつさえ、『私より可愛い子は沢山いる』なんて、結局スカウトを受けたのは歌鈴本人だっていうのに、そんな事を言いだす始末で。
「わ、私は、だめかもって思ってたんですけど、Pさんが一緒に頑張ってくれたから… その…」
意を決してか、話し始めたのはいいけど、結論にはまだ遠い道を歩いていると思った。
歌鈴自身の中で話が纏まらないままに言葉を紡いでいるんだろう。
しどろもどろで拙い物言いが、出会ったころの歌鈴を彷彿とさせていた。
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