54: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/20(月) 02:05:09.96 ID:JPB5Xzmlo
―魔王城無限回廊―
カライモン「皆様、私の通った通りの道を進んで下さい。でなければまた初めから上り直しになってしまいなすので…はい」
帝王「どうした勇者。久しぶりに来た魔王城を懐かしんでんのか?それとも…あのカライモンって奴が気になんのか?」
勇者「…後者だ」
帝王「まぁそうだろうな。ここは敵の本拠地だ…一騎打ちったって罠かも知れねぇ。そんな場所で、信用出来るほど…」
勇者「あ、いや…それもあるのだが。どうもその…以前見えた時とは様子があまりに違う物で…」
帝王「ってー言うと?」
勇者「以前はこう…一言で言えば戦闘狂。戦う事しか頭に無く、理性や知性と言った物とは無縁の存在だったんだが」
帝王「って事は…偽者か」
カライモン「いえ、勇者さまの認識されたそれが以前の私で間違いありません」
帝王「以前の…ねぇ」
カライモン「はい、以前の…です。おっと、お話をしている内に入り口が見えて来ましたね」
カライモン「お待たせしました、こちらが魔王城最深部、魔王様の間となっております」
勇者達は魔王の間へと乗り込んだ
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