過去ログ - マオウシステム
1- 20
67: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/20(月) 02:31:32.22 ID:JPB5Xzmlo
魔王『………そういう事かぁ………本当、君は何と言うか……うん、凄いね』

エレナ『お褒めに預かり光栄です。魔王様』


魔王『魔族化した際の保有魔力量は、人間時に扱う事ができた量に比例する…魔法使いならば、その量はかなりの量になるだろう
   そして魔族化した君は勇者君に倒され、勇者君は君の魔力を得て大幅に強くなり…この戦闘での生存率は格段に跳ね上がる。
   更に大量の魔法を覚える事により戦略の幅が広がり、君の不在がそれをせざるを得なくなる…とんだスパルタだよ』

エレナ『あと比較的近しい存在である私が魔族化する事により、勇者君が魔族化する事へのストッパーにもなりますからね』

魔王『ふむ…だったらこう言うのはどうだろう?』

エレナ『何か良い案が?』

魔王『まず君は魔王の尖兵に捕らえられた事にして、私が勇者君に招待状を出す』

エレナ『成る程成る程?』

魔王『そして勇者君達が辿り着くまでの間に、君は魔王の手により無理矢理魔族にさせられてしまい…自分の意思とは関係無く、勇者君達に襲い掛かる』

エレナ『……という事にする訳ですか。魔王様は、本当に自ら好んで泥を被りたがるんですね』

魔王『お互い様…だろう?君だって、勇者君のために他の二人は手にかけるつもりだろうしね』

エレナ『……そこまでしないと…勇者君は私を手にかけようとはしないから………絶対』


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
182Res/170.20 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice