20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/19(日) 16:25:33.63 ID:K/olQWsUO
僕は己の耳を疑った。あのコナン君が。誰にでも優しく正義感に溢れ、人一倍命の尊さを知ってるコナン君がそんなことを口にするはずはなかった。
「あなたは誰ですか」
僕の問いに彼は嘲笑の混じった歪な笑みを浮かべた。
「江戸川コナン、探偵さ」
瞬間、僕の視界からコナン君は消えた。
「そして、お前を殺す者だ、光彦ぉおおおおおおおお!!」
疾い。それは人智を越えた速度だった。見た者に消えたと錯覚を起こさせるほどの速さで僕の頭上に移動した彼は、そのまま脚を振り下ろした。
メキッーーー僕の頭蓋骨が陥没する音が聞こえた。次に耐え難い痛みが追ってきた。
「ぐぎゃぁ!!」
頭部を抑え、地を転がり回る。コナン君は高らかに笑い、僕の腹部を蹴り上げた
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