過去ログ - 提督「ただ北上とニャンニャンするだけ」【R18】
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5: ◆6/hB3OsqZI[saga sage]
2014/10/22(水) 20:28:43.10 ID:jQ6aKHH+0

「2人っきりっていうのは、久しぶり、だよね……?」

そう問う北上の顔は月によって淡く照らされ、微かに頬を赤く染めている。

「そんなこ……いや……そう、だな」
「こういう時は、いつも……大井っちも居たからさ」

北上と夜を共にする時は必ず大井も居た。というより、大井は北上と提督が二人きりにならないよう、2人を常に監視していた、という方が近いだろうか。
とにかく、北上と提督が二人きりになる時間はほとんど皆無だったのだ。

「俺と、二人きりになりたかったとか?」

ついニヤニヤと意地悪く言ってしまう。

「むぅ……そ、そう……だよ……んっ――」

そうしてもう一度、首を伸ばして軽くキスをする北上。
優しく当たり、また離れていく唇の感触をまた味わおうと、次は提督が追いかけてキスをする。
押し付けない様軽く触れる程度に力を調整しながら、キスをしたまま北上の身体を優しく押して体を起こし、北上の上に覆いかぶさる提督。
肘と膝で支えて北上に余計な体重をかけないようにしながら頭を上げと、乾いた唇同士がくっ付きあっていたのが離れて、ぷるんと弾けるように元に戻る。

「北上……」

囁くように声を吐きながら北上の前髪を右手でかき上げ、そのまま後頭部へと送る。
少しだけ北上の頭が上がると、自然と提督の背に回したままの手に力が入り、提督のお腹が北上に押し付けられる。

「提督といっしょに……二人きりになれなくて、……寂しかったよ……ちゅ――」

そういって手を提督の頭へやって下げるよう促し、またキスをする北上。

「提督とこうして抱き合いたくて、ん……ちゅ……」

そしてまたキスをして……

「こうしてたくて……んっ……」

またキスを……

「ずっと、んん、キスがしたくて、ちゅ……」

何度もキスをした。

「寂しかったんだよ、提督、んん……ちゅ、ん――」



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