過去ログ - にこ「少女の影」
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19: ◆/BueNLs5lw[saga]
2014/10/26(日) 00:47:44.02 ID:8VpNROGe0
ちょっと今日はここまで
またあした


20: ◆/BueNLs5lw[saga sage ]
2014/10/26(日) 10:32:45.98 ID:8VpNROGe0
すすこけた白猫は、招き猫にしては質素だ。

にこ「……睡眠しか誘わなさそうね」

砂利音を立てないように、中を見渡した。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/27(月) 02:00:09.51 ID:GkPhKoVUO
ええな


22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/10/27(月) 16:06:02.72 ID:nkl76goj0
タイトル見てもしや、と思ったらやっぱり
楽しみにしてる


23: ◆/BueNLs5lw[saga ]
2014/10/29(水) 11:09:30.22 ID:X9aKwQz80
あの時代に咲き誇っていた少女達。スクールアイドル全盛期。
たったひと握りの可能性を信じていた。

10代はいつか終わる。でも、そんなの当たり前なのだ。
それがダメだなんてことも考えたくなくて。
以下略



24: ◆/BueNLs5lw[saga ]
2014/10/29(水) 11:36:46.61 ID:X9aKwQz80
小腹が空いたので、自分よりも背の高い少女が売っているたこ焼きを1パック買った。
食べ歩きながら散策していると、流れてくる曲に聞き覚えのあるものがあった。

にこ(これって……)

以下略



25: ◆/BueNLs5lw[saga ]
2014/10/29(水) 11:57:12.20 ID:X9aKwQz80
中学の時、自分は何をしていただろうか。
勉強? いやいや。
部活? さあ、どうだったか。
アイドル同好会、なんてちゃちいのに入っていたっけ。
ただ、今思うと同志がいるってことで背中を押されていたような気もする。
以下略



26: ◆/BueNLs5lw[saga ]
2014/10/29(水) 12:23:59.10 ID:X9aKwQz80
人だかりが出来ていた。学生が多い。
皆、にこより頭一つ分以上大きいため、背伸びをしても中々ステージが見えない。

秋めいた空の下。アナウンスが流れた。ココアの声だ。

以下略



27: ◆/BueNLs5lw[saga ]
2014/10/29(水) 12:47:08.10 ID:X9aKwQz80
歌い出しは力強かった。オリジナル曲。何も見えないけれど、歌だけが届いていた。
喉にせり上がってきた酸っぱいものが呼吸を遮った。

にこ「っ……」

以下略



28: ◆/BueNLs5lw[saga ]
2014/10/29(水) 12:59:33.09 ID:X9aKwQz80
向かったのは音ノ木坂学院だった。
人の目を気にしつつ、校庭にこっそり忍び込んだ。

にこ(何やってるんだろ……)

以下略



29: ◆/BueNLs5lw[saga ]
2014/10/29(水) 13:12:00.01 ID:X9aKwQz80
少女「ねえ、おばちゃん」

降ってきた声に、にこはギクリとして振り返った。
小学生くらいの女の子だ。ツインテールをなびかせて、どうやってそこに登ったのか、こちらを見下ろしていた。

以下略



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