10: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/25(土) 21:33:36.43 ID:Hlak1yFAO
ある日の放課後、彼女と僕たちはカラオケに出掛けた
女が彼女にCDやプレイヤーを貸して聞かせていたらしい
彼女は渋々ではあったが、参加
結果から言えば、すごい音痴だった
友「声はすげー可愛いのに」
女「音程もリズムも酷い……」
男「ゲームはあんなに上手いのに……」
少女「……」
彼女はすごく恥ずかしそうに俯く
可愛い
良いんだろうか、こんな可愛い子を彼女にして
女「じゃあ彼女送ってあげなよ」
家路についてから、女が言い出す
はっきり言って自分より彼女の方が喧嘩強いんだけど
でも女の子である事は間違いない
男「分かった」
正直、彼女の家に興味があった
女達と別れ、彼女と二人きりで歩く
少女「女がな、恋バナが出来たら皆ともっと仲良くできると言ったんだ」
少女「あ、あ、言われたからじゃない」
少女「その、君に興味があったんだ」
男「僕に?」
少女「そうだ、聞く所によると自分を僕と呼ぶ男君はレアキャラだと……」
男「ぶっ」
僕は思わず飲んでいた缶コーヒーを吹いた
少女「あ、あ、それだけじゃないんだ、その」
少女「君はいつも私に優しいから……」
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