11: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/10/25(土) 21:35:41.01 ID:Hlak1yFAO
こんな妖精のような彼女に優しくしない男なんてこの前彼女がボコボコにした不良くらいのものだろう
でも彼女は続ける
少女「いつも教科書を見せてくれて、ありがとう」
少女「いつも遊んでくれてありがとう」
少女「こんな変な私を笑わないでくれて」
少女「ありがとう」
男「……どういたしまして」
思わず顔が真っ赤になるのを感じた
二人で公園に立ち寄ると、子供たちがボール遊びをしている
僕は何となく聞いてみた
男「君は子供好き?」
少女「好きだよ、可愛いな」
男「そっか」
そんな話をしてどうしようと言うのか
いまいち恋人同士になりきれない二人の距離を縮めたかったのかも知れない
しかしこの後、彼女との距離が少し遠くなるような出来事があった
それは子供たちがボールを公衆トイレの屋根に乗せてしまった時
少女「あ」
男「あーあ、あれは取れないな」
僕が頭を掻いていると、彼女が走り出す
そして、トイレの屋根に飛び乗る
唖然とした
人間の跳躍力じゃ無い……
やがて天井からボールがいくつか落ちてくる
彼女が顔を出した
少女「君たちのボールはあった?」
203Res/213.39 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。