過去ログ - 少女「君は爆弾に恋をした」
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130: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/11/21(金) 21:57:07.13 ID:uiuzbvcAO
少女「そうか」

少女「なあ、今から少し散歩しないか?」

男「え、いいけど」

少女「部屋で二人もいいんだけど……こたつだとちょっと距離が遠いかな?」


ドキッとした

もう、この爆弾娘は今年も大爆発だな!

僕らは一応母たちに三日まで泊まることを確認してから、公園まで散歩に出かける

彼女と手をつなぐ


少女「手袋を忘れてきた」

男「うん……でもこの方がいいな」

少女「体温が直に伝わってくるな」

男「うん」


ドキドキしている……

まだドキドキしている……

彼女の小さい手

温かい体温

鼓動

さっきまでの言い知れぬ不安感が溶けていく


男「なんだかドキドキするのに落ち着いて、変な感じだね」

少女「うん、くすぐったいような」


手を繋ぎ、肩を寄せる

手を持ち替えて腕を絡めるように組む

公園までの道、言葉はいらなかった


公園では子ども達が凧揚げをしていた

それを眺めながら公園の中をぐるっと一周する

人目に付かない場所を見つけて、見つめ合う

好きだ

好きだな


少女「……」


何も言わず頬を染める彼女

ゆっくりとキスする


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