41: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2014/11/01(土) 02:12:43.82 ID:gqsOQoaQo
ディーティー「馬鹿な………念話で嘘を吐くなんて……」
ディーティーの腹部に突き刺さる光の刃。俺は一瞬その光景を飲み込めず、ただ息を飲んだ。
ハル「ごめんねディーティー…仕方ないの、こうするしか無いみたいだから…」
ディーティー「契約を破るのかい…?いいさ…それなら僕にも…考えがある。彼に全ての真じ…」
ハル「黙って」
次々と突き刺さる光の刃。臓器こそ無いようだが確実にダメージは蓄積し、もう言葉を発する事も出来ない様子。
俺にとっては命拾いの機会…僅かに見えた光明だった。…にも関わらず、どうしても好奇心という物は命知らずのようだ
俺「どういう事だ…?俺に全ての真実って……?」
つい口に出てしまうその疑問。そしてそれが失敗だった。
ハル「それ……は……あ!」
動揺を隠せないハル。その隙を突いて逃げ出すディーティー。手負いとは思えない程の速さで窓から飛び出し、夜の闇へと消えて行く。
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