599: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2015/06/20(土) 04:57:58.88 ID:JdQV9+5Jo
●かいせき
おかしな所は幾つもあった
ハル『え?………あ、はい。大丈夫ですよ。私はちゃんと以前の記憶がある状態でアーカイブから連れ出して貰えましたから』
以前の記憶があるハル…それはつまり、以前の記憶が無いハルが存在していた事を知っていると言う事。
ハル『狭間に巣食う蜘蛛を倒しに行きましょう。私も放ってはおけません』
ハルの前では、狭間に巣食う蜘蛛の事を…蜘蛛…としか呼んで居ない。
ハル『さぁ…散々手を焼かされましたが、これで鬼ごっこはお終いです』
いつから手を焼いていた?どんな理由で?
ハル『貴方も言ったじゃないですか、確証も無しに根幹を食らう竜の能力でディーティーを食らえば、本物のディーティーも消えてしまうかも…って』
そもそも、ドゥンケルシュナイダー事件で和解してないなら…ディーティーが消えても何の問題も無い筈だろう?
そう…あの世界に存在するハルならば知らない筈の事を、あまりにも知り過ぎて居た。
俺「くそっ…残りの6点の答えがこれかよ。これで100点満点なんだろ?ディーティーA!」
ディーティーA「98点って所かな、まだまだ大事な所が判ってないよ?」
ハル「…ディーティー」
ディーティー「おっと、喋りすぎてしまったみたいだ。ここから先はハル自身に話して貰おうか」
と言ってハルに発言を促し、口を閉じるディーティー。
それに続くように、ハルは視線をこちらに戻し…語り始める。
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